karutakko-muratanの日記

秋田市で競技かるたをしてます。かるたや日々の諸々を気ままに書き綴ってます。

「心停止液」ってまだ作ってるのかなぁ?

 今朝は雨です☔
次男を送ってきました。

さて、今朝作ったお弁当です。


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まだそんなに暑くないのですが、冷やしうどんにしてみました。
定番の竹輪の素揚げをベースに色々のせてぶっかけです。


さて、「みちびき2号」打ち上げ成功のお蔭で、GPSの誤差が数センチに!
ビックリですよね~。。。

誤差と言えば思い出すことがあります。

昔、病院の院内薬局で働いていた時の製剤ポジションで一番苦手だったものに「心停止液作り」がありました。

心臓外科手術時に人工心肺を用いて血液を体外循環させて、心停止状態で手術が出来る状態にするための心筋保護液です。
心臓の手術をする場合、心臓を停止させ、体外循環に切り替えることがあります。
この時に、心臓を冷却して冠動脈に注入して心筋保護を行う液です。

私が勤務していた頃から市販の心筋保護液もありましたが・・・
A液とB液を混ぜて使うため、どうやっても「薬局で作ってもらったST液の方がいい」と、心臓外科医達の希望でした。

これを作るには、手術着に着替えてエアシャワーを浴びて無菌室に入って最低2時間くらいかかってたと思うのですが・・・
内容は、電解質の粉を正確に測って、精製水5ℓに溶かして、5本の1ℓ容器に分けるだけなのですが。。。
出来上がったものを滅菌して冷やしておき、一部を抜き取って検査に出すのでした。

pHと浸透圧が一定の範囲内に入ってないと使われないので、その検査結果が返ってくるまでは毎回ドキドキでした。
この時、数値は範囲内には入っているものの5本の誤差が少し出るため、何度やっても苦手でしたね。

製薬学科出身ですので製剤物は結構何でも得意でしたが、心停止液だけはもっと誤差が少ない男子がひとりいました。

あの頃の私には2時間以上無菌室に入っていること自体かなり大変で、朝から無菌製剤があると思うと憂鬱でした。
過敏性腸症候群持ちでしたので、「トイレに暫くいけない」と、思っただけでギュルルル~的なお腹でしたからねぇ。。。

しかも粗忽ものの私です。
精製水を量って入れるだけなのに「あれ?今の何杯目だったかな?」と、超不安になるのでした。
倍散作ったり軟膏を混ぜたり、患者さんの要望に応える製剤を編み出したりするのはかなり得意でしたが、すぐに結果が出ないものを丁寧に作るのが苦手でしたね。

時々昔の仲間に会いますが、今でも心停止液を作っているのか?今は完全に市販のものを使っているのか聞いてみたいなぁと思いました。
今は、私の一つ下の男の子が薬剤部長をやってます。


さて、昨日の夕飯です。
旦那様が飲み会でしたので、お魚中心です。
次男の手が写ってます。笑

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またまた大きなやること増えてしまってます。
とりあえず今日もステキな1日を~🎶